フィリピン人に限らずですが、国際結婚をした場合名字をどうするか、皆さん一度は悩みますよね?
ずばり名字をどうしたか?私達の経験談を書き綴ります!^^
堀川ホリー(もちろん仮の名前)のままか、彼の名前を使用をするか悩んだ。
- 国際結婚を控えているカップル
- 夫婦別姓や複合姓を考えている人
- 名前変更の手続きで困っている人
国際結婚をした場合、名字の選択肢は?
・私が彼の名字にする
・彼が私の名字をする
・夫婦別姓にする
・私が複合姓(ダブルネームをする)
我々は最終的に、夫婦別姓か複合姓で悩みました。
手続関係の面倒が大嫌いな私。プラス、会社に言うのもなんだか気が引けてなんとなく、わざわざ目立つようなカタカナの名字になるもの最初は気乗りしませんでした。
国際結婚で夫婦別姓のメリット
手続関係をする手間が省ける。
時間もお金も節約にはなります。
上記に書いた通り、名字が変わると免許証から住民票、銀行口座・・・。手続きが山積みです。本当にめんどくさい・・・・。
個人のアイデンティティを保持できる
正直、そこまでこだわりがある訳では無いけど、堀川(仮名)にも愛着がある。
いきなりカタカナ名字になるのに私は抵抗があり。
見た目こんな日本人なのに名字が派手すぎて気負いするかもという謎の被害妄想もありました。
夫婦間の平等感を保てる
お互いに姓を変えないことで、対等な関係を築けるという考え方。
一般的な考えでは妻が夫の名字になるのがまだまだ多いですが、不公平だ!という意見も。
こちらも私はそこまで深く考えていなかったし、あまりこちらは気にしませんでした。
仕事や社会活動に影響が少ない
名刺や仕事上の実績に旧姓をそのまま使えるため、キャリアを継続しやすい。
夫婦別姓のデメリットは?
子どもの名字に影響がある。
子どもの姓をどちらにするか決める必要があり、夫婦間で意見が分かれることがある。
親と子どもで姓が異なる場合、学校や医療機関で混乱を招くことも。
これは今後私達も目の当たりにするだろう課題。
家族の一体感が薄れると感じる場合がある
同じ姓を名乗らないことで、「家族としての結束が弱くなる」と考える人もいる。
古い考え方だと思いますが、わたしはこの意見は同意します。
日本では法制度が追いついていない
現在の日本の法律では戸籍上夫婦同姓が原則のため、正式に夫婦別姓を選ぶことができない。
別姓を使いたい場合は、通称名の利用や手続きが必要になり、かえって煩雑になる。
周囲からの偏見や誤解
日本では夫婦同姓が一般的なため、別姓を選ぶと「仲が悪いのか」「どちらかの妥協がなかったのか」など、誤解や偏見を受けることがあると聞きますが。私はそこまで人の目は気にならなかった。
名字を選ぶ際に他人にどう思われるかを判断基準の一つにするのはナンセンス かなと。
ただマイノリティな選択ではあるのかな?と思うので、色々聞かれはしそうですね。(良くも悪くも興味本位で)
行政手続きがやや複雑
夫婦別姓のままで通称名を使う場合、戸籍上の名前と異なるため、特定の手続きで不便が生じることがある
(例:銀行口座や公的書類の整合性が求められる場面)。
海外で手続きが複雑になる場合も
日本人同士の夫婦別姓が認められていない国では、手続きがスムーズにいかないことがある。
これらのデメリットは、特に日本の現行制度や社会の慣習に起因するものが多く、改善の余地があるとされています
私達は複合姓(ダブルネーム)を選びました。
複合姓(ダブルネーム)とは、結婚した夫婦がそれぞれの姓をつなげた名前のことです。
たとえば「田中」と「Smith」が結婚して「田中-Smith」のように使います。
特に国際結婚のカップルに選ばれることが多い名前の形です。
海外では結構目にする制度。
フィリピンでも多くの人が父親の姓と母親の旧姓を組み合わせた複合姓を持つのが一般的。
一方で、日本では基本的に夫婦がどちらかの姓を選ぶため、複合姓はあまり使われません。最近では法改正や個別対応で議論されていますよね。フィリピン人の彼はパパとママの名字を引き継いでるので、とても長いです。
私達が複合姓を選んだ理由は
名字が一緒のほうが夫婦って証明しやすいねって理由
病院や役所関係、フィリピンや海外旅行に行ったときなど、ありとあらゆる時を想定して夫婦と説明しやすい方がいいと判断しました。
名字が一緒だと家族って感じがする。
古い考え方かもしれませんが、複合姓使用が認められ、彼の名字になった時本当に結婚したんだなーと感じました。
婚姻届を出した時以上に実感が湧きました。
自分自身のアイデンティティも大事にしたかった。
父の「選べるのであれば、堀川も名前に残してくれると嬉しいけどね〜」という言葉も理由の一つ。
私としてはダブルネーム選んでよかったなと思います。
もし彼の名前だけだったら、自己紹介の度に国際結婚なんですーとか言うの面倒だし、見た目日本人なのにカタカナ名字はなんとなく抵抗が・・。←
私が感じる複合姓のメリット
・今の名字をそのまま使える。(わざわざ初対面の人にカタカナ名字の方は証さない)
・公的手続などの場合、最初に配偶者が外国人と分かってもらえる。
・結婚したって自覚が芽生える。
・彼の家族が喜んだ。笑
・私の家族も喜んだ。笑
複合姓のデメリット
1.手続きの手間は否めない。
まず裁判所に行って手続をしないといけないし、認められた後も免許証からクレカから何もかも変更しないといけません。
2. 名前が長くなる
クレジット会社などによっては何文字まで限定とかがあるのと、最近だと年末調整の用紙書くのはめっちゃめんどくさかったです。笑
3. 子どもの姓の選択が複雑になる
これは今後悩んでいく課題なのですが。
おそらく、日本名を選ぶことになるかな?ただどちらで子育てするかは未知なので悩み中。
4. 社会的な認知度が低い
複合姓って何?名字2つのあるのなんで?と好奇の目で見られることもある。
まあ珍しいから聞きたくなるのは普通と思うので私はあまり気にしませんが^^意地悪な質問というわけでもないし。
5. 手続きが煩雑になる場合がある
ダブルネームを使う国と使えない国で手続きが異なり、国際的な場面で統一性がとれないことがある。
結婚後、複合姓にしたい場合の手続は?
手続きはそこまで面倒ではなかったです!
流れは超簡単!
必要書類を家庭裁判所に提出→認められたら封書が届く→それを持って市役所へ!
家庭裁判所に私は出向いて色々聞きました。
必要書類を持って裁判所へ提出前に確認してもらいました。
不備などがあると時間がかかるなーと嫌だったので。
当日、予約は不要だったけど昼休み中に到着し30分待機。笑 事前に調べてから行くと吉。
用意する書類は
・申立書
・収入印紙と切手(収入印紙代は800円で、切手代は裁判所に直接確認推奨)
・私の戸籍謄本
・彼の住民票
・彼のパスポートのコピー
・彼の同意書(ワードで作ればOK)
→内容は彼が配偶者の名前を変更することに同意しますといった文言で作成する。
申立書はこちらから
https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_19/index.html
裁判所のWEBサイト 6. 申立書の書式及び記載例の項目からチェック。
暑い夏の日だったのですが、後日郵送で良いよって言っていただき、
いくつか用意が足りない書類を取得して後日裁判所に゙送付しました。
必要書類を送ったら、後は待つだけ。
3週間ほどしたら、裁判所から手紙が来て、サインして再度送り返す。
そこから待機期間でさらに10日ほど待つと家庭裁判所より認めます!の手紙が。
その証明書を持って必要用紙を記入して市役所へ!
市役所手続も郵送でOKだそうですが、郵送は不備が見つかると繰り返しで、何回もラリーが続くので可能であれば極力来てくださいと言われて市役所へ行きました。
記事にするとあっという間でしたが渦中の時はしんどかった〜
不備=あるもの!なので余裕を持ってしましょうね。
結婚して私の名字が彼の名字になった事をフィリピンのパパ、ママに報告するとミセス●●!と連呼。笑
嬉しそうなパパ、ママが見れて私も嬉しかったです。笑
名前の変更が終わったら次はパスポート変更だ!
優しい方はポチ!
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